2002年長月のかめ

イースターエッグのかめ

2002年長月のかめ01

筆者自作のイースターエッグ。専用のペンに入れたワックスを蝋燭の炎で溶かし、卵に絵柄を描いていく。それを染料に浸すと、蝋の乗っている部分は染まらずに絵柄が残る。これを繰り返し、だんだん濃い色の染料に浸すようにする。最後に全部の蝋を落とす。これで結構複雑な模様が描けるのだ。ワーキングホリデーでカナダにいた時、語学学校の先生の家に招かれてクラスメイトたちと一緒に作った。原理がわからなくて戸惑っている子もいたが、それぞれ2-3個ずつ作ることができた。これを傾斜をつけた台の上から転がし、転がった距離を競うという、ひじょ~に単純な古い時代のゲームをした。因みにこれは本物のゆで卵で、殻を割らなければ永久にこのまま保てるそうだ。乾燥したのか、重量は随分軽くなっている。中身がどうなっているのか気になるところだ。