2021年葉月のかめ

ジョシュアツリーの太鼓かめ

2021年葉月のかめ01
2021年葉月のかめ02
2021年葉月のかめ03
2021年葉月のかめ04
2021年葉月のかめ05
2021年葉月のかめ06
2021年葉月のかめ07

友人ご夫婦が、信州に安くで別荘を借りられたので一緒に遊びに行かないかと誘ってくださった。周辺でドコか行きたいところはありますかとおっしゃるんだけど、ジブンの旅はいつもいきあたりばったり。その時の気分で次の予定を決めるので、そのように告げると、じゃあそうしましょう応えてくれ、じつにじつにステキな行き当たりばっ旅を実現してくださった。

そもそも、最初の選択がその後に影響した。目的地への到着はお昼ちょっと過ぎになりそうなのだけど、お昼ちょうどに途中で食べるか、目的地付近に着いてから信州そばを食べるか、とゆーところで、伊那谷名物のソースカツ丼を途中で食べることにした。その後、筆者が実家の者などと電話のやり取りをしている間に、「小淵沢に行ってお茶をしよう」という計画がご夫婦の間で進んでいて、気づいたら、目的地より少し先の、下界よりやや涼しい高原リゾートに連れて来られていた。その場所の名はリゾナーレ。星野リゾートプレゼンツのリゾート施設で、えこんなところにヨーロッパの町並みっぽいものがっ!胡散臭く出現しているオシャレ感あふれる場所で、宿泊客でなくてもおみせを見たりカフェを利用したりできる。

筆者はココで唐突に、友人夫婦の経営するレストランがこのあたりにあったことを思い出す。彼らは以前、筆者の地元愛知県でおみせをやっていたのだけど、イロイロあってそこは畳み、数年前にこのへんに移ってきたところまでは聞いていたのだ。あらゆることをものすごくウロ覚えで、最寄り駅が小淵沢かその近くの別の駅、別荘地みたいな高原のドコか、という程度しか記憶にない。手持ちのデバイスには相手の連絡先も入っていない。とはいえ、は!そういえば、おみせの名前は同じかもしれないと思い、記憶からそれを絞り出し、ぐぐってみたら、出てきました、ジョシュアツリー\(^O^)/

Googleせんせい、アリガトウ\(^O^)/

愛知時代の店名は「ヨシュアツリー」とスペイン語風の読み方だったのだけど、英語風の読み方に変える、という話もきいていたようないなかったような。テックスメックスというメキシコ風アメリカ料理を出すおみせというのは変わっていないようだった。

場所はというと、リゾナーレから実にほど近く。「行きたい!連れてって!」と珍しく具体的なジブンの要望を出し、連れて行っていただくことに。リゾナーレのカフェの高い珈琲を飲み始めたところだったので、タイミングがびみょうといえばびみょうだったのだけどwww おひるの食事場所が目的地近くだったら小淵沢まで脚を伸ばそうってことには多分ならなかっただろうから、ワレワレは最初からジョシュアツリーに向けて導かれていたのだよ、きっと。

インスタグラムに掲載されている写真の料理の様子やGoogleの口コミを見る限り、間違いなく友人の店だと思われたのだけど、店頭に立つ女性を見ても、マスクで顔を覆っているし、久しぶりすぎて本人だという確証が持てずにいた。おそるおそる呼びかけたところ、彼女は「ええええええええ!」と雄叫びを上げながら3mくらい後ずさって驚きを表現して(マスクで顔を覆っている)筆者のことを認識し、直ちに相方を呼びに行ってくださった。

幸い、それまでいたお客様が帰ったところで他のお客様はおらず、連れの友人夫婦も含めてかなりゆっくりと話をすることができた。リゾナーレの高いコーヒーでお腹たぷたぷ感はあったのだけど、ココまで来たら名物の手作りケーキを食べないわけにはいかない。愛知時代から良い材料を使っていた贅沢なケーキで、サイズはアメリカン。であるのに甘すぎず、絶品なのだ。その上美味しい農作物が近くで採れる山梨に拠点を移したのだから、美味しさに磨きがかかっていた。

ちなみに、お料理の方もアメリカ風てんこ盛り。だけどアメリカより盛り付けは綺麗w いつかまた、食べに行きたい。

肝心のかめの由来はほぼ聞いていないのだけど、多分アメリカ先住民族由来のものなのダロー。よく見ると、かめの目つきがすこぶる悪い。そのせいかどうだか知らないが、オーナーのOちゃんは、常にこのかめ柄が隠れるように毛皮のマットで覆っているソーナ。