2024年弥生のかめ

台北の中国菓子かめ

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久しぶりに、台湾に行った。なんと17年ぶり。時代は流れ、台湾ドルのオカネと一緒に保存してあったテレカは期限切れ。とはいえ、なにもかもネットで完結するので、海外でも電話を使うことはもはやない。ニホンで使っているモバイルWiFiが、すこしの設定変更でそのまま使えちゃうのも有り難い。

ところで、筆者の住む街からも台北へLCC直行便が飛んではいるのだが、深夜到着、深夜出発便のみ。深夜に到着しても街に出るバスもない。タクシー代をかけて宿にたどり着いても早すぎてチェックインはできない。仕方なく、電車が動き出すまで空港内で過ごすことにしたものの、おみせはほとんど営業していないし、そこそこひんやり肌寒いし、なかなかにつらい時間だった。

宿についたら、とりあえず荷物を置かせてもらって、チェックインまで何処かで時間を潰すこととする。とくに何も考えていなかったので、宿に置いてあった観光マップのオススメの場所「大稲埕(だいとうてい/ダーダオチェン)」に行ってみることとする。聞いたことがない地名だったんだけど、乾物やさんなどが立ち並ぶ迪化街(てきかがい/ディーホアジエ)のへんのことを言うらしい。

以前は乾物ばかりに目を奪われて気づかなかったのだけど、日本統治時代に発展した街なので、当時建てられたレトロな味のある建物が多く、それらをリノベーションしたカフェなど、オシャレなお店が増えていた。あれなんかそういう街だったっけ?ここ?という思いにしばしとらわれる。

ピーナツのおみせ

外は雨降りだし、コレはゆっくりお茶でもするか、とおもって歩いていたものの、オシャレすぎるおみせは入りづらいし、台湾の物価が上がったのと、円安との相乗効果でなんだかぜんぜんお得感のないお値段ばかり。ニホンで飲むコーヒーより高いくらい。お菓子もつけたら割とべらぼうなおねだん。いや、コーヒー代を払うくらいのお金はあるんですよ。

とはいえ、それだけのオカネを払ってもいいなあと心惹かれるおみせに出会うことができず、迪化街を南から北まで歩き通して折り返したその矢先、見つけたのが中国菓子のおみせ「李亭香」さん。カフェかと思って入ったら、お菓子の小売もしているようで、イートインのほうが後からできたおまけのよう。

かめ型のお菓子の他にもイロイロな定番商品があって、猫型のものも人気らしい。そういえば、観光マップに猫空茶園とかいう観光スポットが載っていた。茶畑やお茶呑処なんかもあり、ロープウェイで高いところに連れて行ってもらえるのでお天気が良ければ行ってみたいと思った。

迪化街は、乾物マニアが行く老舗の問屋街みたいなイメージだったのだけど、すっかり観光地化して、オシャレなお店が増えたのは先程述べたとおりであるが、季節柄なのか何なのか、いちご大福屋台をやけにたくさん見かけた。

そして、「名古屋ナマカシ」という怪しい看板も発見。食べてはいないが、安城の大あんまきに近いものだろーか。名古屋名物じゃないし。大あんまきにしてはアレンジ加え過ぎな気も(^_^;)

それにしても、中国語の知識は殆どないのに、漢字を見れば言いたいことがだいたい分かるって、べんりですね(#^_^ #)